バラスト水処理装置開発ストーリー

バラスト水処理装置開発ストーリー

海外展開を支えるミウラならではの強み 海外展開を支えるミウラならではの強み

創業以来、半世紀以上に渡りボイラに携わってきたミウラは、早くから海外展開を視野に入れ活動し、今では20ヵ国での販売を実現している。 「やはり日本でのシェアトップの実績と、確かな歴史に育れた経験の蓄積は大きいです。日本で培った技術を海外へ応用して展開できますから」 国内とともに、韓国、中国、台湾などのボイラの電気設計を担当する井上は語る。日本で磨かれた高効率ボイラとミウラ独自のノウハウがあれば、性能面はもちろんメンテナンス対応でも高い水準を維持できるのだ。
「むしろ電気設計で考えると、海外展開で問題になるのは法規や規格の違いです」
日本で実績のある電子基板や制御を使いたくても、各国には独自の法規や規格が存在する。たとえば、部品ひとつであっても、その地の認証を受けていなければ採用することができない場合もある。そうした各国のお国柄に合わせて部品を選定し直すと、電気設計にも大きな変更が求められる。それは同時に海外用ボイラを設計する醍醐味にもなっている。

アジアや北米、南米など、ボイラを海外20ヵ国へ!
日本ならではの省エネ技術を、世界へ!海外20ヵ国へボイラをお届けしているミウラ。最近では、日本だけでなく、世界においても、環境性能でボイラを選ぶお客様が増えてきました。そうした方々にご評価いただいているのは、ミウラ独自のMI(多缶設置)システムです。複数台の小型貫流ボイラを制御し、ムダなく蒸気を作ることで、環境負荷や稼働ロスを低減できます。日本の省エネ技術を世界のスタンダードにするのも、ミウラの使命です。

日本の基準を超える、かつてない壁 日本の基準を超える、かつてない壁

▲井上が担当した電気回路とともに

もちろん法規や規格に対応する部品を見つけ、電気設計を組み替えることだけが井上の役割ではない。日本とは違った「制御」が必要になることもあるのだ。そして、それがときに難題を突きつける。
「国によっては日本では不要の制御を加える必要もありますが、お客様のニーズは国別というより企業別です。そのため日本の水準を上回る性能を望むお客様も。私が担当した案件では、低NOx技術でした。人件費や工数など顧客の負担を増やせばすぐに解決できるのですが、お客様最優先を掲げるミウラとしては、それは推奨できません。そこで独自の技術を組み合わせ、通常とは異なる制御を試みることに。かなり難易度が高い仕事でしたね。通常のプロジェクトよりも長い半年以上もの時間をかけて、前例のない電気設計に取り組みました」
ミウラは、お客様に信頼され、愛されるテクノサービスの提供をめざす会社。それは国が変わっても、変わることのない哲学であり、ボイラのグローバル展開を支える情熱にもなっているのだ。

現地採用の人財にも、テクノサービスを!
ミウラは何よりもお客様からの信頼を大切に考える会社です。そうして生まれたのが、お客様の役に立つ技術を提供し、人として信頼される「テクノサービス」という考え方。たとえ海外の現地法人で採用した人財であっても、本社がある松山で研修を行い、テクノサービスを実践できる育成を心がけています。人財を育てることで、その国の経済発展にも貢献することをめざしているのです。

見据えるのは、電気設計の世界一 見据えるのは、電気設計の世界一

近年では新たにブラジル市場にも乗り出し、販売網を確実に拡げている。多彩な商品を世に送り出しているミウラだが、一番販売台数が多いのはやはりボイラだ。
「会社のいわば花形商品の設計を担当できるのは、やはり大きなモチベーションになっていますね。しかも、ボイラというのは電気機器にとってかなり過酷な環境下での稼働を強いられるんです。通常の電気製品が使われる環境と比べてボイラ室はかなり温度が高くなりますからね。少し間違ったら、クレームの対象にもなりかねない。そうした難しさにチャレンジできること自体が、ボイラの電気設計のおもしろさだと思うんです」
そう語る技術者が見据えるのは、「各国の規格に世界一詳しくて、しかもその電気設計ができる技術者」。ボイラの海外市場開拓の歴史は、その制御の核を担う電気設計の進化の歴史でもある。見えないところで熱く燃える志が、日本ならではの高効率ボイラをさらなるグローバル化へ導くはずだ。

▲海外出張も多いが苦にならないと言う井上
技術者の熱い想いが羅針盤となって、世界を巡るミウラの冒険は続く!
上司や後輩、それに中国や韓国のスタッフを含め、ミウラにはいろいろな人がいます。みんなキャラが濃くて、飽きない(笑)。表面上の会社の数字だけでなく、そうした働く人の雰囲気や内面まで見てもらえるといいな、と思います。個人的には、マジメに働きながらも、おもしろい人と一緒に働きたいです。
ミウラってこんな会社! 部署対抗戦が熱い!

定期的に部署対抗のスポーツ大会が行われることもあり、土日は部署のメンバーと集まって練習し、日頃の運動不足を解消しています。また、仕事柄、海外の人と一緒に働くことも。部署にはいろんな国籍のメンバーがいるので日中韓混合のゲーム大会をやっています。なぜか、一番ゲームが上手いのはいつも中国の人なんですよ(笑)。

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